仕事がないというフリーランスの悩み解消
寝る間もないほど仕事の依頼がくるワーカーもいるというのは事実ですが、フリーランスで仕事を始めたつもりなのに、いつの間にか全く仕事がなくなるという悩みを持つ人も多いものだ。
頼まれた仕事を急にキャンセルしてしまう、そのようなことは決してあってはならないことなのだが、実は発注側からすると結構あることなのだと言う。
例えば、締め切り間近のときに限って子供が熱を出すということはよくあるが、「子供が病気で」という言い訳はビジネス社会では通用しない。言うほうは一度だけだが、在宅主婦ワーカーを数多く抱える会社の担当者の場合、何人もの人に同じ理由を聞かされてうんざりすることもあると言う。このような状態は、ほかのフリーランスワーカーの足を引っ張ることにもなりかねない。育児中はなおさら、社会的ルールに対する感覚が鈍ってしまうものである。報酬をもらって働く以上は、プロであるという自覚は忘れてはいけないのだ。
全く会ったこともない人に仕事をまかせる場合は、最初はやはり小さな仕事からになってしまう。しかし、その仕事をきちんとこなせるか、電話の対応はどうか、といったところを企業側も試しているのである。そこで小さな仕事だからと断っていると、いつまでたっても大きな仕事は入ってこないということになってしまう。デジタル時代とは言っても、やはり基本は人と人であり、小さな信頼関係が、次の受注につながるのである。